内容
赤ちゃんのアトピーはうつる?とびひとの違い&傷になったケアーは?.. 2
赤ちゃんのお腹にあせもが!石鹸の成分と保湿おすすめは?
赤ちゃんのお腹にあせもが出来てしまう。かわいそうですよね。
今回は、「お腹に出来るあせも」について意外と気づいていない原因からケアする場合の石鹸の選び方や保湿でのおすすめ商品もご紹介しました。
赤ちゃんのお腹にあせもができる原因お腹にあせもが出来る原因として、最も多いのがオムツや洋服での「ムレ」です。オムツを変える時にお腹のあたりを触ると湿っていることに気づくかと思います。オムツをしていると、熱が放出しずらいのでムレやすく、あせもができやすい部分でもあります。なので、きちんとケアをしてあげることがとても大切です。
ケアのポイントは、清潔に保つことと保湿です。どのように洗ってあげるのか、そして保湿の方法をご紹介します。
赤ちゃんの石鹸の成分での注意点まず、洗ってあげる時は使う石鹸にも気をつけてあげましょう。ベビーソープには、固形タイプのものと泡で出てくるタイプがあります。それは、どちらを選んでも構いません。注意すべきは配合されている成分です。
できるだけ赤ちゃんの肌に優しい石鹸を選んであげましょう。注意したい成分には、次のようなものがあります。
・トリクロサン・ジブチルヒドロキシトルフェン・オレフィン・ステアレス・コカミド・スルホン酸・ウリル硫酸・エデト酸塩・ラウレス硫酸・ココイルサルコシン・ラウロイルサルコシン・プロピレングリコール・ポリエチレングリコール・パラベンこれらは、肌への刺激が強いのでできるだけ避けた方が良いです。選ぶ際に成分表を確認しましょう。
おすすめなのは、「無添加」の石鹸です。赤ちゃんの保湿でおすすめ商品について次に、大切な保湿についてです。保湿にはローションやクリームなどを使用します。
洗って後、時間をおかずにすぐ保湿してあげるのがベストです。おすすめの商品・ベビーワセリン・ももの葉 ベビーローション・アトピタ ベビーローションゆっくり優しく浸透させるように塗ってあげましょう。お腹を押し付けてしまってはいけませんよ。
その後、ベビーパウダーをつけてあげるのも良いですよ。新生児に着せる服は通気性の良いものそして、通気性の良い洋服を着させてあげましょう。綿100%のものがおすすめです。通気性も良く汗の吸収性も良いです。肌着を重ねて着せる方もいるかと思いますが、それだと赤ちゃんは汗をかきやすくなってしまいます。
おうちにいる時は、上着1枚にしてあげましょう。そして、汗をかいたらこまめにお着替えをさせてあげるようにしましょう。赤ちゃんは、体温調整がまだ上手にできませんので、着せる服にも気を配ってあげましょうね。
おわりに
赤ちゃんのお腹は、オムツで常にムレやすい状態です。きちんとケアをしてあげなければあせもができやすくなってしまいます。清潔に保ち保湿をしっかりしてあげましょうね。そして、着せる服やお部屋の温度などに気を付けて汗のかきにくい環境にしてあげましょう。
赤ちゃんのアトピーはうつる?とびひとの違い&傷になったケアーは?
赤ちゃんはなるべく体調を崩さずに元気でいて欲しいものですが、赤ちゃんの免疫をつけるためには風邪をひかせるのも大切なことです。
病気の中にはうつるものとうつらないものがありますが、アトピー性皮膚炎の場合はどうでしょうか?今回は、アトピー性皮膚炎が他のお子さんにうつしたり、うつされることがあるのかについて、ご説明します。
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎はうつる?結論から言うと、アトピー性皮膚炎はうつりません。何故なら、アトピー性皮膚炎の原因の多くはアレルギーによるものだからです。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因は下記のようなことが多く挙げられます。
・食べ物によるアレルギー(卵・小麦・牛乳など)
・ハウスダスト(カビ・ダニ・花粉・ほこりなど)・肌着や寝具などによる摩擦
・ストレスや体調不良外因的なものもありますが、多くの原因は体内で何かしらのアレルギー反応がでたことにより湿疹やかゆみを引き起こすのがアトピー性皮膚炎です。例えば花粉症の人が身近でくしゃみをしたからと言って、花粉症がうつることはありませんよね。
それと同じで、アトピー性皮膚炎もうつることはありません。アトピー性皮膚炎のお子さんがなめたおもちゃで、他のお子さんが遊んでもうつることはありません。安心して仲良く遊ばせてあげましょう。
アトピー性皮膚炎ととびひの違いアトピー性皮膚炎の症状と似ているものに、「とびひ」があります。とびひの正式名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」です。夏に子供たちの間でよく流行します。虫刺されや傷に細菌が入り込み、強いかゆみや水泡の症状がでます。
とびひの部分をかいて水泡を壊してしまうと、水泡の汁が手につきます。汁がついてしまった手で他の傷口や皮膚の抵抗力が弱まっているところを触ってしまうと、どんどん飛び火のようにあちこちに広がるのが特徴です。
子供達同士でうつしたりうつされたりするので保育園や幼稚園で流行することが多くあります。アトピー性皮膚炎ととびひの大きな違いは症状そのものが感染するかしないかです。アトピー性皮膚炎は前述の通り伝染しませんが、アトピー性皮膚炎の傷口やかいたところから、細菌が入り込み、とびひになってしまうことは考えられますので注意が必要です。他のお子さんにうつしてしまうのも心苦しいですが、アトピー性皮膚炎とはまた違う皮膚病を発症させてしまうのも可哀相ですよね。
アトピー性皮膚炎にも、とびひにも言えることですが、傷になってしまったら二次感染を防ぐためにもしっかりとケアをしてあげましょう。アトピー性皮膚炎で傷になってしまった患部のケアアトピー性皮膚炎で傷になってしまった時はどのようなケアが必要でしょうか?アトピー性皮膚炎の肌は刺激にとても弱くなっています。
病院から処方された薬はぽんぽんと優しく置くように塗ってあげましょう。ごしごし塗り込むとまた刺激になってしまいます。傷口なので消毒したくなりますが、消毒も刺激なので避けましょう。薬を塗ったらガーゼを充てて、包帯でガーゼを固定します。大判のばんそうこうは接着部分が皮膚の弱いところに貼られるとまたそこが炎症を起こすことがあります。
赤ちゃんは手足をたくさん動かしますので外れやすく、巻きにくいのが包帯の難点です。親御さんは日に何度も包帯を巻くのは大変ですが、患部が落ち着くまでは薬・ガーゼ・包帯で様子を見ましょう。
必要ならかかりつけの小児科や皮膚科をなるべく早めに受診してくださいね。また、かきこわさないようにするための日頃のホームケアも大切です。夏は湿度が高いので、皮膚の状態が良さそうに見えますが、夏こそケアが必要です。
汗をかくと皮膚へ刺激になり、むずむずとかゆくなります。このかゆみをかいてしまうことによってアトピー性皮膚炎の症状を悪化させることもあります。毎日しっかり汚れを落とす為にお風呂に入って保湿ケアをしてあげてください。
紫外線や汗などの刺激で、夏は思った以上に皮膚はダメージを受けています。汗をびっしょりかいたら、夜だけでなく行水をさせて汗を流してあげるのも赤ちゃんは喜びますよ。その後はしっかり保湿ケアをして、ゆっくりと眠らせてあげましょう。眠って体力を回復させることは、免疫力アップにつながりますのでアトピー性皮膚炎の症状をおさえる働きもしてくれます。
新陳代謝を活発にし、汗をかくことで体内から余計なものを排出していくことも、アトピー性皮膚炎の治療には大事なことです。
おわりに
季節問わず、赤ちゃんにはたくさんの刺激や病気の可能性があります。他のお子さんと触れ合うことでうつされる可能性も高くなります。赤ちゃんにとって、お友達と遊ぶことも、病気をもらうことも必要な経験であることも確かです。大事な赤ちゃんを守るために、親御さんはどうしても神経質になってしまいがち。様々な病気への理解を深めるのも親としての大切なことです。赤ちゃんの生きる力は大人では想像つかないほどたくましいものです。大らかな気持ちで受け止めてあげて下さいね。